冬の波 日本海サーフトリップ
冬型の気圧配置が目立ち始める晩秋から冬場が日本海のベストシーズンになります。
北風が吹き荒れて海がクローズドコンディションとなり、その翌日か数日後に風が止まりスウェルだけが残る。そのパターンが日本海の波。
関西サーファーにとって日本海でのサーフィンはもう冬の恒例行事です。
スーパーコンピュータ様のおかげで、波浪予報が正確になったり、BCMなどの有料波情報も当日現場で有効に活用することで波の当たる確率が高くなりました。
かつてニュースの天気図による波予想しかできなくて、苦労した私めは歓喜しております!
そのスーパーコンピュータ様の予報では土曜日、秒速10mの北風が吹くとのこと。待ちに待った強烈な北風。日曜日は風が収まり、波が期待できるようだ。
突発的な行動なので、誰も誘うことなく一人で行くことに。
日曜日は南風が吹く予報なので、それに合ったポイント探し。日本海のあるポイントに着き、チェック。空はまだ薄暗く、吐息は白い。思いの外、風がやや強かったのでウネリも押されられてしまっている。

サーフ可能なポイントを探しに数時間車を走らせた。
ふと見上げると海の遥か向こうに小さな島が見えた。陸から150mほど離れており、島の脇に頭オーバーのグーフィーオンリーの波がブレイクしているのを発見。

誰もサーフしてなく、周りは岩場でどうやって入っていくか、かいもく分からなかった。ライディングエリアに岩が見え隠れしていて危険が伴う。それでも、そんな波に乗ってみたいと衝撃に駆られた。
じっくり観察してみたら、5分ごとにセットがやってくる。チューブは巻かないけど、ショルダーの張った波で大きなターン重視。
岩場の底をジグザグ歩いて、波が来たら岩場の上に登るといった動作を繰り返し。執拗なスープに苦労する。ようやくくり抜けてパドル開始。
周りは誰もいなく、波と島だけで得も言われぬロケーションに感銘。
パワーはそこそこで、メローな波。横のブレイクはゆったりとしていたので、真っ直ぐに降りてボトムターン、リップやカットバックの繰り返し。インサイドにはパワーがあって、岩を避けながらライディングする。結構スリルがありました。

波を独り占めすることはなかなかないこと。若知り頃、台風がやってきたら色んなポイントを開拓してきた。そんな気分に戻れたようだった。




















